トレードの合間に聴いた落語を一日一席ずつ紹介していきます。

三遊亭圓生(六代目)  蛙茶番

蛙茶番(かわずちゃばん)

11.10.14 えんしょう●今日は町内の連中が集まって素人芝居。素人芝居に付き物の「役揉め」で、ガマ蛙の縫いぐるみを着るのは嫌だと、越後屋の若旦那がドタキャン。芝居好きの小僧・定吉が代役でガマ蛙の役をする事になって一件落着!と思ったら、一難去ってまた一難。今度は場内の整理をする“舞台番”役の半ちゃんが姿を現わさない。「町内一の芸人」を自負する半ちゃんは役者志願だったのに、「化け物芝居ならスッピンで出てもらうが、今回は舞台番に回ってもらおう」とクサされ、スネているのだ。頭の働く番頭さんの計略で、「半ちゃんが岡惚れしている仕立屋のみぃ坊が、半ちゃんの舞台番姿を楽しみに芝居を見にくる」と持ち上げて、何とか半ちゃんを呼び出すのには成功する。しかし、緋縮緬の真っ赤な褌を締め、それを観客に見せて注目を自分に集めようと考えた半ちゃんが、肝心の褌を風呂屋の脱衣場に忘れ、下半身がスッポンポンなのに気づかないまま、舞台に姿を現わしたから、客席は大パニックに!

 (https://www.dplats.jp/kura/asp/itemdetail/rakugo-dl-00123/ より転載)

 

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いかにも江戸っ子らしいはねっかえりの出てくる噺。芝居噺であり、ちょっとバレなのも今の時代に受ける様だ。今ならなんでもないこの噺も戦争中は立派な禁演落語であり、戦後もなかなかラジオ等で掛けられなかったらしいとの事で、世の中変われば変わるものである。この手の下ねたを下品だと批判する方がよくいらっしゃるが、圓生師のものは決して下品と思わせないのは立派と言えよう。しかしそういうのも我々の麻痺した感性がそう思わせるのかも知れないし、世間一般としては上品とは言えないのかも知れない。しかし、他の演芸と違い、こんな噺でも立派に「名作落語」なんてぇレッテルを貼る事が出来るのが、落語と言う演芸のいいところだと思うのだが…。やはり落語であり、落語以外のなにものでも無いんですよ。わかりますよねぇ、皆さん。

(http://park5.wakwak.com/~wrc-kusa/kawazuchaban.htm より転載)

 

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東西落語特選

落語あらすじ事典 千字寄席

 

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