トレードの合間に聴いた落語を一日一席ずつ紹介していきます。

柳家権太楼   笠碁

笠碁(かさご)

11.12.02 ごんたろう●碁敵の旦那二人、今日は待ったなしでやることにしよう、よし分かった、と。

初めは快調に指していたが、ちょいと間違えたので今のはなしにしよう、などと待ったの口実を並べるが、認めてくれない。

腹いせに、三年前の借金の話を持ち出して、互いに感情的になり「出て行け」「二度と来るか」と、とうとう喧嘩別れ。

三日ほど経った雨の日、二人とも碁を打ちたくて仕方がない。ヤツの所に煙草入れを忘れたので取りに行くと言い訳をすると、傘は使っちゃだめだとカミさんに止められ、仕方なく、富士登山の笠を被って出掛けた。

相手宅に着くなり「煙草入れを取りに来た、こんな家に置いとくとへぼになるから」

「なに、どっちがへぼか勝負するか」

「おう受けてやろう」

待ちに待った碁盤を挟んだ二人。

「あれ、碁盤の上に雨が漏ってるぞ」

「ありゃ、あんた、笠かぶったままだよ」

(http://mengjian.blog104.fc2.com/blog-entry-63.html より転載)

 

柳家権太楼『笠碁』 (15:23-15:59)
こういう地域で の落語会ではお馴染みのマクラなのだが、やはり笑える。「時の経つのは早いもので・・・・・・ついこの前、マッカーサーが」や、居酒屋で喧嘩する親子のネ タ、そしてこのネタの後で、ある南の町の落語会でのオバさんのこと、などなど。元気にこういうマクラをふってくれる権ちゃんの高座を見るだけで、実はうれ しい。二年前の南大沢での落語会もそうだったが、この人は地域寄席を大事にしていて、精一杯演じているのが、よく伝わってくる。
縁台将棋の小 噺から本編へ。まさかこの噺が聞けるとは思わなかった。権太楼版の大袈裟な演出はあっても、本寸法である。菅笠でやって来た碁仲間が店の中に入るのを躊躇 するやりとりで笑わせ、店の主が「どっちがヘボで、どっちがザルなのか、いっちょうやるか!」というきっかけで、ようやく「やるとも!」と仲直りした時、 会場で笑いと拍手が起こる。花緑の改作に小言を言ったが、やはりサゲも権太楼のように笠から雨の滴が落ちなければね。十分に楽しませていただきました。も ちろん、今年のマイベスト十席候補に入れさせてもらう。

(http://kogotokoubei.blog39.fc2.com/blog-entry-606.html より転載)

 

権太楼、本日の演目は「笠碁」。私は先代馬生のCDの印象が圧倒的な噺ですが、馬生のバージョンでは、碁を打つ二人の商人がともに一家を構える旦那だけど、上下関係がはっきりしていて、その、敢えて言うならいやらしさ、皮肉さが噺の味を濃くしている。もちろん権太楼でも、待ったをねだる旦那が金を工面してあげたり、お店も大きそうだが、もう少し幼友達として平たい関係にある。雨の中菅笠かぶって首を振り振り、碁敵の家に向かう珍妙な仕種、権太楼「笠碁」のハイライトはこのあたりかと。

(http://homepage2.nifty.com/Curious-G/starthp/subpage755.html より転載)

 

今日は権太楼師の「笠碁」です。
馬生師の様な、しとしとと小雨が降る景色を創造させる雰囲気ではありません。にぎやかな事!やはり権太楼落語になっています。
夏の鈴本でのさん喬師との芝居の時の録音ですね。

(http://blog.livedoor.jp/isogaihajime/archives/1015135.html より転載)

 

 

古典落語ネタ帳

落語あらすじ事典 千字寄席

上方落語メモ

 


ニコニコ動画にて

関連記事

カテゴリー

Amazon