トレードの合間に聴いた落語を一日一席ずつ紹介していきます。

林家彦六  天災

天災(てんさい)

12.02.19 ひころく●私は紅羅坊名丸(べにらぼうなまる)ですが、ご隠居さんのお手紙を拝見すると”おっかさん”に手を挙げるそうですが、そのような事はないでしょ。ない!蹴飛ばす。では、お話をしますと、喧嘩がお好きなようですが、柳に風のごとく、堪忍が大事。例えば、小僧が水を掛けたら・・。屋根から瓦が落ちてきたら・・。大きな原中で夕立、ずぶ濡れになったら、どこに喧嘩をウリりますか。あきらめらぁ~。だったら、全て天災だと思ってあきらめなさい。天のせいにすれば、喧嘩をしないですむ。

分かった!帰るけれどお茶が出ないのは天災と諦めるが、戸の開けっ放しは天災だと諦めな。

今帰ったが、長屋が騒々しい。熊さんの所で喧嘩があって先妻との別れ話が決まらない内に、新しい女を入れたので、先妻の”おみっつぁん”が怒鳴り込んできた。やっと収まったところだから、行くのはおよし、また喧嘩が始まっちゃう。大丈夫、天災を振り回わっしゃうから。

熊さんの所で、今聞いて来たばっかりの心学”天災”を振り回すが、本人も分からないくらいチンプンカンプンな解説で、「外を歩くと、屋根から小僧が振ってくる。大きな原に出ると、夏の雨は馬が降ら~ぁ。夕立で、とたんに小僧が水を撒く。」仲裁にはいるが空回り。「元のおかみさんが暴れ込んで来たと思うからいけないんで、天が暴れ込んだと思え。これが天災だ!」、「い~や、先妻の間違いだ!」。

 (http://ginjo.fc2web.com/46tensai/tensai.htm より転載)

 

林家彦六翁。私にとっては彦六と言うよりやっぱり正蔵。

こぶ平が九代目を襲名したので、以後、「彦六の正蔵」と呼ばれる事になるのでしょう。

「天災」   昭和54年5月3日 紀伊国屋寄席

ここでは、当時聞いていた、所謂よぼよぼ声(木久蔵等が真似をする)の正蔵ではなく、声が若い!とはいえイントネーションとかは後のよぼよぼ声を連想させる。

(http://blog.goo.ne.jp/imapon1960/e/7ec505c33aaf5a036ae7879563585db9より転載)

 

 

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