トレードの合間に聴いた落語を一日一席ずつ紹介していきます。

古今亭志ん朝(三代目) 鰻の幇間


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鰻の幇間(うなぎのたいこ)

●野だいこの一八が名前も住まいも知らない男に食い下がってとうとう鰻をごちそうになる。鰻屋の二階で一八はさんざんお世辞をいっていたがそのうちに男は便所に行くといって部屋を出たきり戻ってこない。女中にきくと先に帰ったという。しかもこの店にはじめて来た客で、勘定を払わずに帰ったと聞いて一八はがっくり。男が持っていったみやげ代まで払わされぶつぶついいながら帰ろうとすると、汚いゲタがそろえてある。「おいっ、こんな小汚ねえゲタはくかい。けさ買った五円のゲタだ」「あっはっは。あれはお供さんがはいてまいりました」

(http://www.tacto.jp/rakugo/kaisetsu/unagino-taiko.htm より転載)

 

以前、桂文楽の「鰻の幇間」を、「どことなく哀愁がただよう噺に仕上がっている」と評して紹介した。でも、文楽の芸をしっかり受け継いでいると思われる志ん朝の「鰻の幇間」からは、あまり「哀愁」を感じることがない。なんとなく文楽が表現した「哀愁」を、意図的に退けているように思える。野だいこ一八を厳しく突き放しているようにさえ聞こえる。

・・・ちなみに、志ん朝は、二十代の頃に、守り本尊の虚空蔵菩薩のお使いが鰻であると聞き及び、以来、六十三歳で亡くなる晩年まで、大好物の「鰻」を断ったという。この鰻屋の二階で、「噛みごたえのある」鰻を食べている志ん朝の演技の、なんと素晴らしいことか。「鰻の幇間」は、かなり思い入れのあるネタだったのではないかと勝手に思っている。

(http://outing.exblog.jp/12033868/ より転載)

 

 

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