トレードの合間に聴いた落語を一日一席ずつ紹介していきます。

古今亭志ん朝(三代目) 猫の皿


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猫の皿(ねこのさら)
●地方で古いものを買い付けては江戸に持ち帰り、骨董品として売る果師(はたし)が、旅姿で川越方面に買い付けに行ったが、目ぼしい収穫もなく夕暮れを迎えた。
茶屋で休むと、三百両でも飛ぶように売れる名品「高麗の梅鉢」が縁台の上に放置されており、良く見ると米粒が付いている。回りで猫が欠伸をしているのを見ると、茶屋のじいさんが価値も分からずこれで猫に餌をやっているようだ。
「じいさん、飼ってた猫が逃げちゃったんで代わりの猫を探してたんだ。小判三枚で一匹譲ってくんねえか」
「じゃ、可愛がってくださいよ」と交渉成立。
「ところで、猫は器が代わると餌を食わなくなるってぇから、この皿も貰っていいかい」
「その皿はご勘弁を、高麗の梅鉢と言って、黙って三百両で買い手が付く名品なんです」
「なんでそんな皿で餌をやっているんだい」
「その皿で餌をやると猫が三両で売れます」
(http://mengjian.blog104.fc2.com/blog-entry-77.html より転載)
 
◆古今亭志ん朝「猫の皿」(小学館CDつきマガジン『落語?昭和の名人完結編』2)
道具屋が、高麗の梅鉢と知って以後の、茶店の主人と会話部分をわりと長くとっているのが特徴的。まわりの景色をほめたりしながら、遠まわしにやっと猫の話題にもっていくという道具屋の狡猾さがよく演出されていた。みごと。
(http://yaplog.jp/chilurin0223/archive/152より転載)
 

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