トレードの合間に聴いた落語を一日一席ずつ紹介していきます。

古今亭志ん朝(三代目) 首ったけ


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首ったけ(くびったけ)
●辰つぁんの相方の紅梅さんが、回しを取られて、ドンチャンどんちゃんと騒いでいる。馴染み客とすれば嫌なもので苦言の一つでも言いたくなるだろう。若い衆を呼んで騒がしくて寝られないから帰ると言い始めた。敵娼(あいかた)の紅梅さんがなだめに入ったが、売り言葉に買い言葉、見世を飛び出してしまった。
大引け後だったので、真っ暗で帰るに帰れなかった。向かいの見世に明かりが見えたので頼むと、明日、よりが戻って向かいに帰られると立場がないと言う。二度と行かないからとの約束で上がると、敵娼(あいかた)の若柳さんは前から辰つぁんの事を気にかけていたからと、充分の接待をして帰した。毎晩のように通うようになったが、行けない日があった。
今晩は行こうと思っていると、昼頃、火事が出た。それは吉原からだった。若柳さんを助けようと思って飛んで行った。表からは人だかりで入れないので、裏のお歯黒ドブに回った。花魁達は化粧気もなく走って来るが、煙に巻かれて右往左往している。そこに数人の花魁が駆けて来たが、跳ね橋から一人が落っこちて、真っ黒く汚いお歯黒ドブにはまった。泥深く直ぐに脇の下まで潜ってしまった。「助けてよ~!!」と金切り声を上げた。みんなで助けてやれ、と手を出すと、それは喧嘩別れをした、紅梅さんであった。
「夜中俺をおっぽり出したやつなんか助けねぇ」
「辰つぁん! 早く助けておくれよ。もう首まで来たからさぁ」
「そんな薄情なやつは助けねぇ」
「そんな事言わないで! もう、首ったけなんだから」。
(http://ginjo.fc2web.com/128kubittake/kubittake.htm より転載)
 
四代目三遊亭円生師の(1904年没)作といわれています。古い速記では、大正3(1914)年の四代目円蔵師のものがあります。
戦後はこれはもう、二代目円歌師がたまに演じたほかは、志ん生師の、ほぼ一手専売でした。
どうも、志ん生師、円歌師とも、初代小せん師(盲の)の直伝だと言われています。
志ん生師の後は、馬生師、志ん朝師が受けぎました。
(http://blog.livedoor.jp/isogaihajime/archives/1531492.html より転載)
 
東横落語会(193)     1977.01.31            東横ホール
出囃子:老松  22:01
喋り出し:エー、間に挟まりましてエ遊びのお噂でございまして。オー昔から吉原というところでは『廻し』なんというものがあるなんということはもう、大概お客様方…
(http://www.asahi-net.or.jp/~ee4y-nsn/rakugodata/s001_01_shintyo.htm より転載)
 
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