トレードの合間に聴いた落語を一日一席ずつ紹介していきます。

立川志の輔  ハナコ


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※「ハナコ」は収録されていません。
ハナコ (はなこ)
●噺はハナコ。
そして、「あらかじめお知らせ致します。」と。XXYY子(仲居の名前、今瞬間的に出てこない)が一人休んでいますと言うことから、聞いてもいないことを、聞きたくもないことを、聞いていて腹が立ってくるコトをドンドン説明する、野菜と黒毛和牛食べ放題の旅館の女将と、三人連れの男客のドタバタの新作。
夕食時には野菜の生産者全員が揃って順番に挨拶を始めようとし、これから肉にすると言う黒毛和牛も引っ張って連れてきて説明をする。牛の名前がハナコ。三人が露天風呂に入っていた時に竹藪からスコップを持って出てきた女将。そのことを聞き出そうとするが答えない女将。これだけ聞きもしないのに聞かされて、俺たちの聞きたいこと、一つだけの聞きたいことを教えてくれないのかと言う三人。散々ためらった後に話し出したのは、本当はXXYY子は朝出勤してきていたが、調理場で口論となって角のとがった・・・・。怪談。
(http://toraoyazi.exblog.jp/16341436/より転載)

★志の輔 『ハナコ』
飛行機や新幹線で、日本全国を飛び回っている志の輔師匠。天候不良な日には、飛行機が飛ばなかったり、新幹線が遅延したりで困ることも。「飛行機は天候不良で引き返すこともあるが、新幹線は引き返すことがない」。天候が悪い時、航空会社は「天候調査」という言葉で「天気が悪いですが、飛ぶことは飛びます。でも途中で引き返すことがあるかもしれませんが、それでもいいですか」というエクスキューズ、“あらかじめ”を示す。
日本人はこの“あらかじめ”を尊重する文化を持っているんだというマクラから、接客が丁寧すぎる旅館と、それに翻弄される3人組の男性客を描いた新作落語『ハナコ』へ。
志の輔師匠の新作落語は、爆笑できる上にどこか“世にも奇妙”な部分があります。一流のユーモアや言葉のセンスに加え、ふわーっと浮かんだSFっぽさがあるのです。人間をだいぶ引いたところから観察して、それを絶妙なバランスで加工して、風刺も効いた傑作落語に仕上げている。志の輔師匠は、新作落語界の藤子・F・不二雄かもしれません。
(http://mitsuyoshiwatanabe.seesaa.net/article/225233202.htmlより転載)

そして語り始めた噺は「ハナコ」
志の輔師作の新作落語です。この「ハナコ」という噺は、ネット上でもナカナカ見付からない珍しい噺のようです。
噺の舞台はある温泉旅館。名物は黒毛和牛。主人公はその旅館の女将。ドサクサに巻き込まれるのが、その旅館にやってきた客の男三人連れ。この女将にはある珍しい癖がありました。到着早々のお客さんに「あらかじめ申し上げておきたい事がございます。」と旅館の内輪の事情を事細かく事前申告するのです。女将の余りの正直さ故、知りたくもない旅館の舞台裏を知らされてしまったお客さん。女将は彼らを巻き込んで一騒動、二騒動、三騒動。巻き込まれたお客さんは遂にゲンナリとなってしまいます。そして、最後にはその女将の不思議な振る舞いから「もしやして、殺人死体遺棄事件か或いは巨額脱税疑惑か」というサスペンスへと噺は急展開するかに思えますが・・・。
もちろん、最後は見事な「オチ」で一件落着と相成ります。
ちなみに、「ハナコ」はその日の酒宴に出される予定の黒毛和牛の名前でございました。
この「ハナコ」という新作落語は、「牛肉産地偽装事件」を皮肉って出来たそうです。嘘を隠し通せず「実は、・・・」と釈明が続く世相を皮肉って、何でも「あらかじめ申し上げますが・・・」と事前申告を繰り返す女将を登場させたのでございます。
(http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=171755より転載)

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