トレードの合間に聴いた落語を一日一席ずつ紹介していきます。

柳家喬太郎  擬宝珠


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擬宝珠(ぎぼし)
●擬宝珠。読めますか。「ぎぼし」と読む。何のことだかわかりますか。擬宝珠とは橋の欄干や寺の屋根にある玉ねぎ状の装飾具のこと。
ある若旦那が病で伏せっている。訳を問いただすと、あるものに恋焦がれている。
この若旦那、実は金属状のものを舐めるのが大好き。病が高じて擬宝珠を舐めるようになる。近場にある擬宝珠はたいてい舐めたが、浅草の観音様の五重塔にある擬宝珠を舐めたくて仕方がないと言う。
これを聞いた大旦那、せがれの願いをかなえようと……。
(http://kamigatarakugo-and-art.at.webry.info/200605/article_20.html より転載)

つづいてトップバッターで出てきた喬太郎。書店勤務時代の思い出、ガチャガチャの話で大いに沸かせたあと、ギザ十(ギザギザの縁の十円玉)を集めているという枕に続いて、噺に入る。途中まで「崇徳院」かな、と思っていると、「擬宝珠がなめたい」という若旦那の衝撃告白が。その後も、シュールなまでにツイストのきいた展開に、客はブンブン振り回される。喬太郎師が「擬宝珠」という古い噺に取り組んでいる、という話は聞いていたが、落語事典などでみると、鼻の円遊や盲の小せんが得意としていた、とあり、現代では演る人がきわめて少ないのではないか。喬太郎師オリジナルかと思うような、ぶっとんだ爆笑譚になっている。素晴らしい。
(http://homepage2.nifty.com/Curious-G/starthp/subpage712.html より転載)

このネタを最初に聴いた時には、喬太郎師匠の新作なのかと思ったのですが、実はかなり昔に演じられていたものを速記本をもとに喬太郎師匠が蘇らせたネタだということです。もう数十年も誰にも演じられていなかったネタらしいのですが、それほど昔の話とは思えません。現代に置き換えれば、いわゆるフェチニズムを題材にしたネタということになりますが、人間の不思議な趣向というのはどの時代にもあるということでしょう。
(http://yasu-raku5.jugem.jp/?eid=1302 より転載)

11.11.06 140px-SanjyoOhashiGiboshi「崇徳院」「千両みかん」に登場する「若旦那」「幾代餅」の清蔵さんの共通する噺、寝込んでしまうほどに入れ込んだものは、「金竜山浅草寺の五重塔」についている擬宝珠の味をどうしても味わいたいかなわぬなら、死んでしまう・・・さあ、困った熊さん両親に相談すると・・・実は両親も擬宝珠舐めが大好きとわかり、若旦那の夢を実現させてあげる・・・このような展開、喬太郎師匠は大好きの大得意。噺の中に、他の噺の題材を割り込ませる展開は得意中の大得意、喬太郎落語の古典として確立。
(http://www.musicteito.co.jp/news/2009/0701-1847.phpより転載)

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ウィキペディア 擬宝珠

落語の舞台を歩く

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