トレードの合間に聴いた落語を一日一席ずつ紹介していきます。

柳家小三治 (十代目)  大山詣り


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大山詣り(おおやままいり)
●毎年恒例の大山詣りに出掛ける前に、旅で暴れた奴は丸坊主にする約束をした。
山の帰りに神奈川の宿に着いてから、酔った勢いで風呂場で騒ぎが始まった。張本人の熊吉が寝ている間に丸坊主にして、蚊帳を被せておいた。翌朝、食事を済ませると、熊吉を残してみんなは江戸へ発ってしまった。
女中に起こされた熊吉は一計を案じた。
早駕籠を仕立てて、一足早く江戸に戻り、長屋のかみさん連中を集めて嘘の報告をした。みんなで船に乗ったら海で引っ繰り返り自分一人が浜に流れ着いて助かり、頭を丸めたと。
熊吉の坊主頭を見たかみさん連中はこれを真に受け、一人が井戸に身を投げようとするのを熊吉が止めて、供養のために尼になれと唆す。動揺したかみさん連中はこの言葉に促されて、次から次へと頭を剃ってしまった。
後から戻って来た連中は、自分の嚊が坊主にされたと怒り出したが、先達がまとめて、
お山は無事でみんなおケガなくておめでたい。
(http://mengjian.blog104.fc2.com/blog-entry-112.html より転載)

「大山詣り」を体験するため昨年の5月に、大山に登り、この噺の中の乱暴狼藉の舞台の温泉に泊まった。いい経験だった。
この噺は、出だしのところで、先達さんが「長屋の留守番」のために残ってくれというか、この師匠のように端的に「毎年、喧嘩してる」と言うかで微妙な差を生じると思う。小三治師匠のように最初から種明かししてしまうとすれば、本当は、途中で喧嘩しそうになった熊さんが「こらえる」という場面を入れたほうがリアリティーに富むと思うのだがどうだろうか?
今後の工夫に期待したいですね。
(Amazonカスタマーレビューより転載)

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