トレードの合間に聴いた落語を一日一席ずつ紹介していきます。

柳家小さん(五代目)  万金丹


↑クリックすると購入できます!
万金丹(まんきんたん)
●江戸を離れて、気ままな文無し二人旅。日も暮れて泊まるところが無いので、山寺で宿を求める。数日、ぶらぶらしていたが、その寺の住職が本山へ出向くと云うので留守番をする事になる。
 坊主として葬式に呼ばれるが、もちろん、お経などは知らないから、口から出任せ・・・ さて戒名は・・・となったが、そんなのは用意してない。「万金丹(まんきんたん)」と云う丸薬(がんやく)の袋があったので、それを咄嗟に戒名代わりとした。
「戒名ってのは、タテに長いもんだけんど、こりゃ、真四角ですね~」
「いいんだよ。これが、新型だ!」
 ・・・ってんでね。もう無茶苦茶。
「この、万金丹ってのは何です?」
「仏さんの名前が、万屋金兵衛(よろずやきんべえ)だろ!だから、万金(まんきん)でいいじゃねぇ~か!」
「はぁ、そうかねぇ。じゃあ、最後の丹(たん)って~のは?」
「屋根から落っこって死んだんだろ。落っこたん、のタンだよ!」
「ただし、白湯(さゆ)にて用(もち)うべし。あんれまぁ、戒名に但し書きがある」
「な~に、改めてこの仏へ、お茶湯(ちゃとう)には及ばない・・・」
(http://blogs.yahoo.co.jp/yacup/62229231.html より転載)

お勧めの一席
やはり、五代目柳家小さんの一席であろう!恐らく、小さんのベストテイク つまり、生涯を通じて恐らくナンバーワンの出来であろう!それぐらい、この日の小さんの出来は素晴らしい!
ノリ、リズム感 集中力、気迫 アイデア、発想、情熱 全体の構築、エネルギー、間、呼吸、そしてキレ 全てにおいて完璧である!
小さんの最大の特徴である、そのたたみかける意表を突いた笑いの連続がこの噺では最初から最後まで続くのである!
まさに驚異的な一席である!
小さんの芸の細かさと流れるように連続した意表を突く笑いの連続である!小さんがいかにこの噺の全体を研究し、全体を構築したのかの凄さが分かる驚異的な一席である!
同時に小さんがいかに凄いかったか才能の持ち主であったか 同時に大変に努力家であり また、研究家であったかを示した事例でもある!
(http://rakugo100.seesaa.net/article/128815775.html より転載)

お馴染み「万金丹」を小さん師匠で聞いてました。
何のことは無い二人旅の噺で、元々は「七度狐」の一部だったとか。
でも、面白いですね~。
この戒名こじつけのラストが好きですね~。
そら、戒名ってのは生前の行いやその人となりを考えて付けるものなんですが、この噺の場合はうっかり渡した「万金丹」の薬袋を無理矢理戒名にこじつけっちまうのが実に面白い。
(http://ameblo.jp/koriyama-rakugo/entry-11216870112.html より転載)

落語あらすじ事典 千字寄席

関連記事

カテゴリー

Amazon