トレードの合間に聴いた落語を一日一席ずつ紹介していきます。

柳家小さん(五代目)  天災


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天災(てんさい)
●私は紅羅坊名丸(べにらぼうなまる)ですが、ご隠居さんのお手紙を拝見すると”おっかさん”に手を挙げるそうですが、そのような事はないでしょ。ない!蹴飛ばす。では、お話をしますと、喧嘩がお好きなようですが、柳に風のごとく、堪忍が大事。例えば、小僧が水を掛けたら・・。屋根から瓦が落ちてきたら・・。大きな原中で夕立、ずぶ濡れになったら、どこに喧嘩をウリりますか。あきらめらぁ~。だったら、全て天災だと思ってあきらめなさい。天のせいにすれば、喧嘩をしないですむ。
分かった!帰るけれどお茶が出ないのは天災と諦めるが、戸の開けっ放しは天災だと諦めな。
今帰ったが、長屋が騒々しい。熊さんの所で喧嘩があって先妻との別れ話が決まらない内に、新しい女を入れたので、先妻の”おみっつぁん”が怒鳴り込んできた。やっと収まったところだから、行くのはおよし、また喧嘩が始まっちゃう。大丈夫、天災を振り回わっしゃうから。
熊さんの所で、今聞いて来たばっかりの心学”天災”を振り回すが、本人も分からないくらいチンプンカンプンな解説で、「外を歩くと、屋根から小僧が振ってくる。大きな原に出ると、夏の雨は馬が降ら~ぁ。夕立で、とたんに小僧が水を撒く。」仲裁にはいるが空回り。「元のおかみさんが暴れ込んで来たと思うからいけないんで、天が暴れ込んだと思え。これが天災だ!」、「い~や、先妻の間違いだ!」。
(http://ginjo.fc2web.com/46tensai/tensai.htm より転載)

・・・この「天災」も二十一分強である。本来なら、こんな時間でできるはずのないこのネタを、五代目小さんは、前段の熊五郎と隠居のやりとりをバッサリとカットしていた。つまり、ちょっとだけマクラを語ったあとに、熊と紅羅坊名丸との対面から始めたわけである。
(http://yaplog.jp/chilurin0223/archive/7334 より転載)

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