トレードの合間に聴いた落語を一日一席ずつ紹介していきます。

金原亭馬生(十代目)  崇徳院


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※「崇徳院」は収録されていません。
崇徳院(すとくいん)
●若旦那が寝込んでしまった。旦那様に頼まれて熊さんが聞いてみると、清水院で出会ったお嬢さんが忘れられない恋煩いだった。熊さんが腰に草鞋をぶら下げて相手のお嬢様を探しに出掛ける、首尾よく探し当てたら三軒長屋が貰えるのだ。
 手掛かりは短冊に書かれた崇徳院の和歌
「瀬をはやみ 岩にせかるる
滝川の 割れても末に 逢わんとぞ思う」
 かみさんに教えられた通り、往来の真ん中、湯屋、床屋など、人が集まるところで上の句を詠むが、なかなか見つからない。熊さんが三十七軒目の床屋で休んでいると、鳶頭が駆け込んできて、恋煩いで寝込んでいるというお嬢様の話を始めた。清水院で出会った若旦那に会いたいというのだ。手掛かりは、短冊
に書かれた崇徳院の和歌だと言う。
 お互いに見つけたと、互いにこっちに来いと揉合いになり、鏡を割ったが心配するな。
「割れても末に買わんとぞ思う」
(http://mengjian.blog104.fc2.com/blog-entry-171.html より転載)

馬生のサゲは無し「めでたい話」として終わります。ネタ名は「花見扇」でいいんじゃないの?と思ってしまいましたが、馬生の「崇徳院」を聴いていると、形は崇徳院だけど、そこかしこに、古いやり方、江戸の「皿屋」「花見扇」や上方の古い「崇徳院」が混ざっていて、そこが凄く面白いと思います。
東京の「崇徳院」は、三代目三木助の専売特許とまで言われましたが、三木助が移植する他に、別のルートから、上方から崇徳院が流れてきたものがあったんだと思いました。江戸の匂い(皿屋・花見扇)を残しながら、上方の崇徳院を、東京に移した。
三木助の移植の仕方は「一新」系で、一から仕立て直しているイメージがあります。
馬生さんのは、「つぎはぎ」系ですね。それもまた、味があっていいと思います。20分そこそこで、ここまで聴かせるとは驚きです。
(http://jaimo.blog116.fc2.com/blog-entry-426.htmlより転載)

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