トレードの合間に聴いた落語を一日一席ずつ紹介していきます。

柳家喬太郎  重陽


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重陽(ちょうよう)
●春、戦国の頃、播磨の国で、義兄弟の契りを結んだ二人の侍がいた。年長の赤穴宗右衛門は義弟の丈部左門に「生まれ故郷の出雲の国では私が仕えていた殿が倒され国が荒れていると聞く、そこでしばらく国に行き様子を見てまいるが、必ず帰ってくる」と告げた。左門が「いつお帰りになるかお約束を願います。」というと「では秋の重陽の節句には必ず帰ってくるであろう。」と約束し、宗右衛門は出立した。そして秋の重陽の節句9月9日が来たが、宗右衛門の帰って来る様子がまったくない。そしてようよう日の暮れたころ静かな陽炎のような宗右衛門が門前に立った。左門はその異様な姿に「どうされたのですか?」と訊くと「実はな、新たな領主がひどい奴で親類のものから仕えるよう勧められたのだが私は断った。すると座敷牢に入れられてしまったのだ。今日までな。」と言う。「でも義兄様はこうして帰っていらっしゃったではありませんか。」「そうだ。生身の人はすぐには帰れぬが魂ならば一日で千里を行けると気づき、幸い刀はあったのでな。」と告げたのである。宗右衛門は義弟との約束を守るため自害をしたのだ。
これに怒った左門は出雲へと向かうのであった。
 前作に続き、小泉八雲作品からの噺である。柳家喬太郎の語り口はこのような静かな物語にもよくあう。静まり返ったトーンの中に凛と響く侍たちの心が聞こえてくるようだ。小泉八雲原作の「守られた約束」よりの落語化であり、さらには上田秋声作の「雨月物語」に「菊花の約(ちぎり)」としても入れられている。
(http://www.musicteito.co.jp/catalog/product_info.php?products_id=4588より転載)

楽しくて、怖くて、ほっとする。惹き込まれる喬太郎の小泉八雲噺! 
もうすでにその人気と実力のほどが十二分に浸透している柳家喬太郎、
そのCDシリーズ「アナザーサイドVol.1~4」の続編「アナザーサイドVol.5」の登場だ。
原作は小泉八雲の作品集から取り上げ落語化したものをすでに高座では4~5席かけているが今回はその中から2席である。

[収録内容]
1. 重陽(ちょうよう)
2. ついたて娘
(Amazon内容紹介より転載)

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